鮎釣りの知恵袋
*携帯用編み付けツール(2007年夏発表)
好ポイントで入れ掛かり! 鮎師は誰しも夢見る場面であります。そんな夢にまで見た場面に直面した矢先、金属ラインが良型鮎にのされて切れちゃった!!
仕掛けを作り直すためにポイントをあけると周囲の釣り人に取られちゃうから、この場所は絶対に動きたくないなぁ…そんな場面に是非使っていただきたいのが今回ご紹介するこの携帯用編み付けツールです。
作り方は簡単!1cm幅ぐらいの金属板に穴を開けてそこにタップを立てて蝶ねじのボルト間に水道用パッキンを2つ入れて両端を平ワッシャーで挟んだだけ。
これをジャケットにつけてゴム紐で固定します。金属ラインの片側は鮎竿に付いているのですから、もう片方の切れた金属ラインを携帯用編み付けツールで挟んで編みつけるだけの手軽さです。編み付け部だけを事前に作っておいて金属ラインに通すやり方もありますが、それだと少しゆるくなりますのでアロンアルファなどの瞬間接着剤を必要としますが、この方法だと接着剤レスでもOK!慣れれば2〜3分で修復できますよ。5年以上フィールドでテストを重ねた一品です。ぜひお手元にどうぞ(*^_^*)
*携帯用編み付けツールボックス(2007年夏発表)
毎年鮎釣りシーズンになると住所不定放浪者や夏限定母子家庭など、鮎に狂った釣り人は様々な話題を提供してくれますが、これらもすべて鮎のためとばかりに夏場のロマンを求めているわけでして、各ご家庭や職場のご理解と配慮がほしいと思うわけであります。
で、そんなおじさんたちが燃える夏に捧げたい逸品が今回の携帯用編み付けツールボックスであります。
遠征中、仕掛け作りには欠かせないツールボックスに編み込み台をプラスした物です。で、作り方ですが、まずはホームセンターなどでこの画像のような物品を買いあさります。三千円以内ぐらいでそろっちゃいますよ!
画像が見にくい場合は画像上でクリックしてください。すぐに大きくなります(いいなぁ…何が??)
と冗談はさておき、左上から平ワッシャー・水道用パッキン・4mmの蝶ねじ・アルミ製工具箱、そして下にアルミの角材・配電盤用レールなどが今回使う物です。
まずは配電盤用レールを20cmぐらいに2本、と事前にビス止め穴加工を施したアルミの角材を高速カッターで切断します。続いて4mmのタップを切った場所に蝶ねじのボルト間に平ワッシャー・水道用パッキン2個・平ワッシャーと入れて挟んでできあがりです。
この写真は以前作って使っていた物ですが、遠征に持ち歩く仕掛け材料が増えたのでツールケースをもう一回り大きな物にしようと考えたのが今回の作品です。
金属ラインや目印の編み付けなど、いろいろな場面で重宝しています。この上の写真は試作品故、スゲー作りでゴメンナサイ。でも機能はバッチシですよ!
*フローティングベスト!
泳げるからと自信を持っていた人たちが溺れてしまう。…溺れて亡くなった人の9割は泳げたそうです。しかし、衣服を着ていてあなたは泳げますか? 人間、川に流されても息がつければ助かります。
海釣りグッズとしてフローティングベストはあるのに、なぜか川、それも鮎釣り用のフローティングベストはないのです。
ないならば作っちゃえ!と、これがこの鮎用のフローティングベストを作るきっかけとなりました。
もちろん私(SYSOP)も泳げません!(キッパリ!) なんたって必要は発明の母なのです。
このようにダイワの鮎ベストに浮力材を入れます。
浮力材は釣具屋さんで特売で売っている海用の子供用フローティング
ベストから、中身の浮力材を取り、鮎ベストの裏地に貼り付けるのです。
一見、気持ちポケットの中がふくらんでいるかな?と思うくらいでしょ。
実際に着てみるとこんな感じです。
どうですか、違和感はないでしょう。
モデルが良いせいでしょうか。これは私です!!(^_^;)
これで万全です。あとは釣りの腕…です。
*収納箱?いけす?そうオトリカン兼用ボックスです
普段はごらんのようにアユ舟やタイツ、ベルト、靴の収納箱ですが、釣行に出て、もし間違って鮎がいっぱい釣れてしまったときのオトリカンにもなる優れ物です。
作り方はきわめて簡単!直径1cmぐらいの穴を電気ドリルで無数に開けます。
このとき注意することは箱の下側半分は穴を開けないことと、開けた穴のバリをきちんと処理することです。
へたっぴぃ釣り師の私でさえ、シーズンに必ず2〜3回は必要になります。