キャンピング仕様

ステップワゴン編

ランクル100編追加

 

ベッドアンド収納庫編 

遠征に行くと、クルマでキャンプすることは、出費を抑えたり釣りの効率をあげるためには、必要不可欠なことです。
私も、釣りに行くと車中泊が基本ですが、鮎釣りで疲れた身体をどうしたら安楽な状態で睡眠を取って疲れを克服するかが大きな課題でした。

以前はシートの上に折りたたみ式の平台を作り、その上で休んでいましたが、下のシートで支えるためどうしても不安定な状態になりがちでした。
そこで、思い切って愛車ステップワゴンの後部座席を取り外して、そこに出来たスペースを使い、物入れとベッドを作りましたので紹介します。

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まず、下の写真のように後部座席を取り外します。


続いてホームセンターで棚を作るのに売っているL型のアングルを
購入してタイヤハウスが隠れるぐらいを目安に組みます。
このとき、鮎用のグッズなどの収納箱やクーラーなどが収容できる
高さにすると、グッドです。
私の場合、材料費は約6000円で枠を作ることが出来ました。


ラックのコーナーはクルマの車体に止めて動かないようにします。

アングルが完成したら次は蓋の部分の制作に入ります。


コンパネのベニヤ板を芯にしてクッション材を入れ、適当な布で
包んで留めます。私の場合はクルマ会社に友達がいてクルマのシート
に使用する布が入手出来たのでそれを使用しました。
カーショップに行くとムートンなど毛布地の布がありますので
それを利用すると良いと思います。
材料費はコンパネを二枚購入。ホームセンターで必要な長さに
カットしてもらい、代金は計2400円也。

続いて作った上蓋を取り付けます。

車内でベッド下の荷物が取り出しやすいように観音開きとします。
蝶番の金具は360円のを二個使用しました。

奥の上蓋はL型の爪をつけてラックに固定します。


写真は全部の上蓋を取り付けてベッド上にしたところです。
どうです。真っ平らで快適そうでしょう。(*^_^*)


運転席側から見た写真です。


真っ平らになり、クッション材を使っているため、このままでも休めます。


センターに支持材を追加して垂直加重に対して強度をあげました。
奥に立ててあるのは分割した上蓋です。普段はこのように立てておくと
がさばりません。
 

 

予備バッテリー編

 

*予備電源(バッテリー)

後部タイヤの後ろにバッテリーを積み込みます。
クルマの予備バッテリーを積み込みます。
充電するときに微量ですが有毒ガスが出ますので、予備バッテリーは車外に取り付けます。(最悪の場合、車内でも大丈夫ですが精神衛生的に不安ですからね)
     
この上の画像はホンダのステップワゴンに予備バッテリーをつけたときのものです。
 


下の画像はランドクルーザー100の左後部に予備バッテリーをつけるため作業を行った様子です。

まず、リアの泥よけを外してバッテリーを収納させる空間を作ります。


予備バッテリーを収納させる取り付け金具を作ります。
職人さんは私の親友丸山名人です。彼は手先がとても器用で、釣りの仕掛けもすごくきれいに作ります。今回は本職である金属加工のプロである彼に作っていただきました(感謝!)

 

 
予備バッテリーのもとにヒューズを入れます。 大規模なショート時のための保護回路なので普段はすぐに飛ばないように大容量のヒューズを取り付けます。

  
今回製作したタイヤハウス後部のバッテリー受け台は、メンテナンス時に下にスライドして取り出しやすいように考えました。


エンジンスタート時にプラス12Vが出る場所をテスターを使って調べます。そこを起動電圧とし、 カーショップに売っているライトリレーを使用して、前述のライトリレーを起動し、予備バッテリーに充電します。

私は、ダイナモが発電して数十秒経ってから予備バッテリーに充電するように途中にタイマー回路を入れています。そして充電された予備バッテリーの電気は、またもやライトリレーを使ってクルマのアクセサリー回路からリレーの駆動電圧をもらい、アクセサリー回路のフューズボックスから逆送電をさせて、クルマの停車中は、車内のアクセサリー回路の電源を全て予備バッテリーから供給しています。これは既存のバッテリーから縁切りさせることによって、バッテリー上がりを防止する目的で使用しています。
車内で釣りの仕掛けを作ったり、テレビやビデオを鑑賞するとき、バッテリー上がりを心配することなく安心して観られます。

 

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