キャンピングカー紀行記
たくさんの方に応援していただいたキャンピングカー製作記もひとまず一段落。念願のキャンピング(あくまでもingイング!進行形なのであります)に、気の向くままに気軽に出かけた記録をとどめたいと思い、書き留めてみました。
お暇のある方は、暇つぶしに読んでね(*^_^*)
*かなり更新が滞ってしまい、すみませんでした。実はこの更新、年も改まった1月4日に作っています(^_^;)
思い起こせば11月の最終土日。湯治のついでに訪れたのが、このほったらかし温泉でした。
広〜い駐車場をテクテクあるいて向かうと「ほったらかし温泉」と染め抜いたのぼりが数本出迎えてくれます。
中にはいると中央の小さな小山に亀さんだ迎えてくれます。はやりの言葉で「ウエルカメ!」なんちゃって!(*^_^*)
夕方になり、念願のほったらかし温泉に浸かり満天の星空を見上げながら、遠く眼下に広がる夜景にしばし我を忘れて感動を味わったのでありました。
温泉を堪能したあとは、やっぱりゴハン!人間、お腹が空くもので、出来たら美味しいものが食べたいね!と夫婦で意気投合し、ほったらかし温泉の下、フルーツ公園が一望できる高いところに、これまた高そうなホテルを発見しました。
物怖じしない田舎ものの私たち、ここで食事だけ出来るか聞いてこよう!とイザ交渉。するとホテルマンが親切に調べてくれ、フランス料理のレストランは予約で一杯だけど、中華料理のレストランはちょうど一席キャンセルで空きができたとのこと、「じゃお願い!」と迷わず決めました!
中華のフルコースなんて生まれて初めてです。…でも緊張なんてしませんよ。オーダーを取りに来たボーイさんに迷わず「生中2つ!」って注文し、出てきたビールを見てびっくり!コップが見慣れた片手でもてるように取っ手のついているジョッキではないんです。
こじゃれた円錐形のグラスに250ccぐらいのビールを注いたのが来たのです。「こんなんじゃすぐに飲んじゃうよね」と言いながら、きゅーっと飲み干して、おかわりをどうしようと思うまもなく、近くに立っていたボーイさんが速やかに近寄ってきて「おかわりはいかがいたしましょうか?」と聞くのです。
「お願いします」と答えるとスマートな身のこなしですぐにおかわりを持ってきてくれたのです。
これでおかわりはすぐに来てくれるのがわかったので安心です。料理も絶品でどれもうまく三鈴もご機嫌です。調子に乗って二人で心行くまで食事を堪能したら、最後には福沢諭吉さん2名との悲しい別れが待っていました。少し辛かったけれど、でもホテルに二人で泊まったと思えば安いものと、思い直し、良い思い出になりました。
お腹もふくれて、二人で今夜の宿泊地、フルーツ公園で泊まる準備をしていると、どこからともなく流れてきたのはチャゲ&アスカの「男と女」です。
最初は、誰かがCDをかけているのだろうと思って歌の流れてきた方を見ると、公園入り口の橋の下で歌っている二人の若者に出会いました。
こんな夜遅く(9.00PM)、路上ライブなんてすごいじゃない!そして歌っている曲もハンパじゃないうまさです。
興味しんしんに声をかけてみると、向かって左が田中寿英くん、そして右側がHOTARUくんで、二人で「Fusion」というユニット組んで歌っているとのこと。
話してみるととっても素直なお二人。二人のハーモニーは、まさに次元の違うワールドをかもしだしていました。
この二人の歌のうまさはすごいですよ!久々に感動と寒さで鳥肌がたちましたよ。
ノートにメッセージを残して欲しいとのリクエストに、三鈴も激励のコメントを書きました。
「Fusion」とは全く異なった音楽の感性を持つ二人が融合し、音楽を通して自分の感情や考えをいろんな人と分かち合うユニットだそうです。フルーツ公園の路上ライブはこれからも頻回に行うそうです。皆さん、一緒に応援しましょう!!
ホームページは http://www.justmystage.com/home/fusion2009/sub1.htm
一夜明けて、
再度ほったらかし温泉にいき、朝からお蕎麦をいただいて湯治の時間まで遊んできました。
ほったらかし温泉は上から見るとバラック造りの色気のない屋根だけど、温泉の暖かさとFusionの素晴らしい歌声をお土産に、充実した2日間でした。
妻の湯治で最近通い出した山梨。湯治も一日中しているわけではないので近くに名勝地はないかとミーハー根性丸出しで探し出し、今回来たのはキャンピングカーなどの雑誌で有名になった「道の駅なるさわ」です。
途中、渋滞もありましたが着いてみると噂通りデ、デ、デ、デ〜ンと日本を代表するMt富士がそびえ立っているんです!
これは感動ものです!
とりあえず、おきまりの記念撮影をしようとしていたら雑誌社のクルーと遭遇。この背景のロケーションを撮るため、さきにカメラを回していたので終わるまで待って、ついでに俺たちを撮ってもらいました。で、それがこの写真です。
今宵の宿をこの
道の駅に決め、道の駅から200mぐらい奥にある日帰り温泉で舌鼓をうち、(もちろん美味しいビールもいただきました。ハイ)
次の日は、湯治の時間まで富士山5合目のくるまで行けるところまで富士登山?です!
この雲海。お線香のコマーシャルを思い出しました。たしか青雲だったけ。
五合目に着くとこの賑わいです。ミーハーの俺たちは梅宮辰夫と、ん〜と、このおばはん、誰だっけ。
たしか座頭市の奥さんだった人かな?この歳になると人の名前がでてこないんです(^_^;)
5合目の神社で幸せ祈願のお参りをしました。
神様、永遠の健康をたのむよ!
鮎のシーズンも終わり、久しぶりにどこかに行こうか!と言うこととなりました。
群馬に住んでいると海が遠いため、海を見に行くことで話が決まり、向かったのは三面川の北、笹川流れという、まさに景色の良いところで一休み?です。
ほーら、ここに来てまで釣り竿が出てきました。これは何釣りだって?
実はアオリイカを釣ろうと密かに計画していたんですねぇ。
生まれて初めてのアオリイカ釣りです。餌木と呼ばれる疑似餌を付け、投げては巻いてさらに投げること数十回。…釣れません。
なぜに釣れない?何が悪いのか、エギングの本を見て研究しています。現場で見てどうする!って感じですよね。
秋の陽はつるべ落としとはよく言ったものです。夕刻になるとあっという間に夜のとばりが…。
イカ釣りはあきらめて、豪華な夕食を…と、やってきたのは以前来て地ビールの美味しさに感動して帰った思い出の胎内レストランです。場所は胎内川の上流です。
こんな山奥に垢抜けていて料理も美味しいレストランがあるなんて、まさにタヌキに化かされたようなレストラン。今回は2回目なので化かされていませんよぉ!
この写真はお店の方が撮ってくださいました。
こんなにたくさん食べて、それでいて料金はリーズナブル!いいねっ!
レストランの駐車場にP泊して、次の日は紅葉を見ながら胎内川を見物です。
鮎師のさだめか、つい、川面を見てしまうと、そこにはまだ縄張りを持った天然鮎がおっかけっこしてるんです。
胎内川から日本海を見ながら西に下ります。
もう、そろそろ自宅に帰るかと北陸道の西山ICに入ろうとしたら、ICの近くに道の駅を発見!
入ってみたら、郷土が生んだ大先生、田中角栄記念館なるものがどどど〜んと敷地の中にあるのです!もちろん向学のために見学しましたよ。「日本列島改造論」をぶちあげたんですよね。
中に入ると、孫悟空をはじめ西遊記に登場する人物の石像が…。おまけにゴダイゴが地方公演でここに来るというポスターがありました。なぜに中国カラー一色なの
。もしかして日中正常化にコーケンした田中先生がご縁で西山と姉妹都市???
という疑問を残しながらも、楽しい日本海キャンピングカーの旅でした。
数年前、赤川への釣行の際、偶然観た酒田の花火。その迫力に圧倒され、群馬からはるばる見物に来た私たち、今回が3回目となります。
河川敷の無料駐車場は早く入らないと駐車ができません。私たちが着いたのがお昼をちょっと回ったとこだったのに、続々とお客様がつめかけてきます。
早く着いたって、花火の観客席の場所取りで2畳敷きのブルーシートを引いてくれば後は夜までやることなし。私は鮎釣りの仕掛けを作り直したり、タモ網の柄に滑り止めのひもをつけて暇つぶしをしていました。
お隣に車を止めたご夫婦も暇そうなのでつい声をかけてしまったところ、聞けば鮎釣りや海釣りの趣味が高じてキャンピングカーを買ったそうです。花火も大好きで、今日の酒田の花火の次は明日の赤川の花火大会に行かれるとか…。
実用さとセンスの良さが詰まった室内を見学させていただきました。
すごくしっかりとした作りで無垢材仕上げが重厚感をかもしだしていました。
とても温和なご夫婦さん、お名前を聞きそびれてしまいましたが、楽しいお話をありがとうございました。
陽もだいぶ傾いてきたので駐車場からそろそろ見物場所に移動です。
会場にはいるとこの賑やかさ!夜店はいったい何十軒あるのでしょう?
見物される方も堤防土手の斜面が良いと次々に場所取りをします。
商工会長や市長など、著名人の挨拶の後花火が次々に打ち上げられていきます。
しかし数年前の酒田の花火に比べると、少しあがる花火の個数が減ってきたような気がします…。
しかし名実ともに実績のある酒田の花火です。フィナーレは正に乱舞と呼ぶのにふさわしい盛り上がりです。
盛況のうちに花火は終焉を迎え、あとは駐車場から出る車で大混雑です。後で聞いたら過去最高の42万人の人出だったそうです。
高速無料化の社会実験中で、それで人がわぁーっと押しかけたのでしょうとのコメントをテレビで聞きました。
次の日の朝は道の駅にしめ・ハマナスの里で迎えました。この道の駅、隣に24時間営業の温泉があるのです。
昨晩私たちも夜中の12時過ぎに着いてひとっ風呂浴びて休んだのでありました。
案内板をみると小吉川のすぐ近くです。釣行の際でもお風呂はここですませそう!さっそくチェックしておきました!
その後秋田道に乗りひたすら北を目指します!だって米代川で鮎釣りをしたいんだもん!
と、私の思いもむなしく、米代川と支流の阿仁川も石の具合が悪く釣りになりません。
スパッと諦めて玉川温泉に行き、湯治をしました。
その玉川温泉の下流を流れる檜木内川の河川公園で一泊。川風が入り快適なキャンプです。
この後釣りに入り鮎を10数匹げっと!ここの鮎はすごい引きで最初01号の金属ラインを切られました。
ポケットの中に015の金属ラインを忍ばせてあったのでそれに変えてなんとかこなしましたが、スリリングな釣行でした。
そしてその夜は赤川のほとりの道の駅庄内三河で宿泊。そこで出会ったキャンピングカーのご家族は所沢から来てこれから秋田方面に向かうとか、道の駅にはいろいろな出会いがあります。
檜木内川の釣行と所沢から来たご家族の写真を取り忘れました…残念!
そして新潟まで戻り、少し時間があったので三面川で鮎釣りを2時間ばかりしました。
この瀬で20cmクラスの良型鮎を6匹ゲット!満足しました!
今回は山形県酒田市の花火見物をメインに、温泉湯治と鮎釣りなど盛りだくさんの旅でした。
午前9時に家を出発。目指すは新潟県北部にある某温泉。心も身体も湯治なのだ!
関越高速の月夜野インターから三国山脈をぶち抜いた関越トンネルを越えると、もう、そこは新潟県。
文豪川端康成の「雪国」であまりにも有名な、〜国境の長いトンネルをぬけるとそこは雪国であった〜の高速道路は
、トンネルをぬけるとこれまた鮎で有名な魚野川の源流域に出ます。
そこから西に魚野川の流れと一緒に高速道路も下ります。途中、長野県から流れ込む千曲川と合流し、信濃川と名前を変えた大河は、蕩々とした流れで日本海に注ぎます。
関越高速も福井富山方面からの北陸自動車道に合流し、ひたすら北上、山形方面を目指します。
途中、亀田JCから福島県に抜ける磐越高速に入り、最初の目的地、安田インターで下りて一般道に出ます。
ここまでの数百キロが1、000円とは、麻生総理に感謝かな(*^_^*)
三鈴のリクエストで途中寄り道し、チューリップ畑で親指姫になった気分!
三鈴の後ろに歩いてくるカップルの女性が超ミニスカート過ぎて、ズボンかスカートを履き忘れたのでないかと、二人で心配してしまいました(*^_^*)
と書くと、皆さん、どんな女の子か気になってアップで見たいでしょう。
そんな方のために画面をクリックしますと大きく見えますので、ごゆるりとご堪能くださいな。…俺って親切でしょう!
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お湯に浸かり、たっぷりと湯治を楽しんだ後、次に向かうは福島県会津喜多方市です。
ラーメンで有名な喜多方市。もちろん食事は喜多方ラーメン!
まあまあの味ですが俺的には感激するほどの味覚にあらず。
もちろん、味は店にもよるものでしょうから一概には言えません。でも喜多方に来たので一応、押さえておきました。
そして今宵のお宿はキャンピングカーの雑誌で有名になった道の駅「喜多の郷」。
ここの道の駅は、中に「蔵の湯」という日帰り温泉があり、
最高の宿泊地!と雑誌に書いてあったのでミーハー的な奥様のリクエストにより来たのですが、着いてみるとキャンピングカーだらけです。静かそうな場所に
クルマの駐車スペースを確保して、いざ蔵の湯へ…風呂あがりの一杯が目的なのだ!!!
この道の駅、オートキャンパーの雑誌に紹介されるだけあって、まるで温泉付きの別荘気分。おまけに嬉しいことに、周囲はごらんのとおりの春爛漫!
次の日の朝、満開の桜並木を気分爽快に散歩しましたが、もう最高!
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4月19日
名残を惜しむかのように今が見頃と咲き誇る満開の桜並木の道の駅「喜多の郷」をあとに、裏磐梯を経て先日開通したばかりの磐梯スカイラインの雪の回廊を目指して出発です。
途中、五色沼で小休止。エメラルドブルーの神秘的な湖水の色に夫婦して感激。
売店では可愛い水芭蕉を売っていたのですが、さんざん迷って夫婦会議の結果、やっぱり買うのをやめました。地域の経済振興に協力できなくてゴメンナサイねm(_ _)m
疲れたので、途中、残雪が残る道の脇で小休止。
ふと窓の外を見ると、ふきのとうが顔を出して、まさに早春の福島路にふさわしい光景、十分に堪能しました。
先日買ったティファールの電気湯沸かしポットが、あっという間にお湯を沸かして美味しいコーヒーで、しばしコーヒーブレイク。
この電気湯沸かしポット、すぐにお湯が沸いてグッドですよ!
磐梯スカイラインの頂上付近は、雪の回廊が続きます。対向車のバイク君。走りながらケイタイで写真を撮っては駄目だろう(^_^;)
日本の道百選にも選ばれた磐梯の道は、残雪の残る磐梯山の尾根伝いに遠く伸びていました。
私たちは、
それから福島ICに出て東北高速道を群馬に向けてひた走り…とは行かず、途中疲れてパーキングエリアでお昼寝タイムもしっかり取って安全運転。ゆったりスローなくるま旅の二日間でした。