ランクル100のベッド改造

私の鮎釣りの良き相棒ランクル100。このランクルを河原でキャンプをするときに、もっと使い勝手が良くならないかと考えた結果、ベッドと収納改造をしましたので紹介します。


ノーマルのランクル100です。

 
これはランクル用キャンパーキットです。さすがメーカーのオプションですが、鮎釣りを主体に考えると、スペースの有効利用ができないのと台が堅いため、布団など床が柔らかいものを敷かなければならないため、荷物が増えることと、また床下での荷物が置きづらくNGでした。

ではどんなレイアウトが良いのだろう…アタマを振り絞り、考えました…。

 
こんな風においたら…、あんな風では…。
就寝時の天井スペースも結構ほしいなぁ…。

…で、出た結論は、

☆クーラーボックスとオトリ缶は、扱う頻度が高いので手前に置き、床に埋める構造とする。
☆使わないときや就寝時はフルフラットにできる構造とする。
☆鮎釣りをしやすくするため、舟やタイツ・シューズ類も一連の動作で出しやすく、また収納しやすい構造とする。

以上のような用件を念頭に置き、頭の中で図面を引いて工作の開始です!


まずは防水と汚れを防ぐため、シート地の床材をランクルの床に合わせてカッティングします。


高速切断機でL型アングルを必要な長さに切断します。


続いて鮎釣りの道具を中心にキャンプに持って行く機材をどのように収納するか決めます。
台の高さは、天井を高く取りたいため、22mmにしました。


骨組みが完成し、続いてベッド用の台の製作に入ります。
 


クッションの部分は、当初、チップウレタンを使おうと思ったのですが、コンパネ合板と両面テープを使って貼り付けたいのでより接着面が密になっているスポンジ系のクッション材にしました。これらは材料は全てホームセンターで売っていたものを使用しています。


コンパネ合板をくるまの湾曲に合わせてカットしてラッカースプレーで色を塗ります。
色を塗るのは両面テープが合板と接着しやすいようにするためです。

ラッカーが乾いたらクッション材を両面テープを使って貼り付けます。


続いてビニールクロスをカットします。
このとき注意することは、少し余裕を持ってビニールクロスをカットすると、加工の際、手で引っ張ると収縮性があるので加工がしやすいです。
 


あとは、ホッチキスでパチンパチンと止めていくだけです。
でもって、やっと完成だぁい!!


クーラーボックスやオトリ缶など、手前に置いておき、すぐに使いたい物は、ほーらこの通り!


何も使わないときはフラットになります。
これで後部座席をフラットにすれば、ダブルベッドサイズのベッドが出来上がりです。

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