2007年 あけましておめでとうございます!
年も改まり、元三沢の人たちは恒例のどんどん焼きのやぐら立てに朝早くから出動です。
岡本さんちの竹をいただき、やぐらの柱や周りの補強材として使います。
これもまた恒例の下さんちの田んぼに設営します。軽トラ軍団が竹や杉の枝などを搬入します。
さあ、今年もやぐら作りの開始です。「柱は何本立てるんだっけ?」」6本か8本じゃねぇの?」
やっぱり今年も適当です(笑)!
作業の合間に年始の挨拶が続きます。
続いて杭を打ってやぐらが風に飛ばされて転倒しないように固定します。
と、最初に入ったのは可愛い子どもたち。神様と一緒に座ってにっこり!
今年もいいことがあるぞ!
道祖神のお参りも済んで新年会の始まりです。班長の一之ちゃんの挨拶とご年始の報告です。
そしてみんなで祝杯をあげます。ごらんの通り、うまいものはないけれど、みんながそろって笑顔で新年を迎えられたことに感謝!
見てください!みんなのこの笑顔!今年もいいことがありますよね!
続いて1月14日の夜に行われたどんどん焼きの模様です。
18時30分、定刻通り、やぐらに火が入り、どんどん焼きのはじまりです。
火は、あっという間に燃え広がり、夜空に炎が燃え上がりました。
天をも焦がす勢いで燃えさかった炎も、やっと落ち着き、皆さんは持ってきた『まゆだま』の形を模した団子を焼き始めます。
また、今年、厄年の人たちが厄払いのミカンを持ち寄り、皆さんに厄を少しずつお願いする気持ちをミカンに託します。
厄払いのミカンをお配りしている間に、まゆだまに見立てた団子の焼き具合を皆さんに見てもらいます。
ゆっくりとこんがりと皆さん、それぞれに工夫したまゆだまを食べてもらいます。結構、うちによって味が違うので楽しみの一つです。
そして御神酒が配られ、するめやウインナーが登場して、宴会の始まりです。
小坂さんちのまゆだまとスルメ、そして俊之さんのウインナーが酒のつまみに好評でした!
今となっては珍しくなったお正月から小正月にかけての元三沢で行われる冬の行事を紹介しました!