新刊案内
釣り人のためのアユ学 アユの科学と釣り』 美しい川とアユを願って

シーズンオフに、アユのことを勉強するのに最適の書だと思います。
中部らりんのアユ博士齊藤薫氏をはじめ、各界のアユ関係者22人が、それぞれの分野でアユとアユ釣りについて執筆しています。→赤太字の項目
内容は以下のとおりですが、アユの釣れる水温や追われやすいおとりアユの姿勢など、友釣りの参考になることも書かれていますよ。」
 
T.アユ学の最前線 U.より良いアユ漁場をめざして
1.アユについて知ろう
2.人工種苗と放流
3.アユの放流と漁場管理
4.アユの生体防衛を考える
5.アユの数をしらべる
6.アユの縄ばりを考える
7.三倍体アユの生物特性を調べて評価する
1.「釣れるアユ」の種苗生産
2.天然溯上稚魚のような人工種苗を生産したい
3.病気のアユに出会ったら
4.カワウ対策―食われるアユを減らすために
5.釣り場のゾーニング
6.冷水病と釣り場選びの戦略
7.漁協のアユ放流事業
8.森と川とアユ
V.アユ釣りの技術と楽しみ方 <コラム アユの科学>
1.釣れない釣りを考える
2.友釣り三桁釣りへの道
3.大アユ 尺アユ 巨アユ
4.アユ毛鉤釣りへの誘い
5.土佐の川もアユも輝いていた頃
@)アユが眺めている世界
A)適材適所の種苗の放流
B)どこから来たのか離島のアユ
C)失ったアユの経済的価値を量る
D)産卵場整備と稚魚の回帰
<コラム アユ調査のエピソード> <コラム アユのこぼれ話>
@)あー、釣りがしたい!
A)標識は時速400尾
B)釣獲調査は辛い
C)保護水面の怪物
D)岩が動いた
@)アユの年輪とT先生たち
A)アユは緑藻を食べる?
B)温暖化に翻弄されるアユ―「熱中症」を見る
<コラム 私の意見> <コラム 友釣りの話>
@)種苗放流リスクの考え方
A)ダムや堰堤がなかったら
B)ブラックバスのアユへの影響
C)アユの友釣り初心者区
D)友釣りは簡単なはず?!
E)良いアユを釣ろう
@)釣れないおとりアユ
A)瀕死のおとりとアユづくり
B)群れアユのタナ
C)アユの友釣り外伝
<コラム アユ釣りの歴史>

定価:2,520円(本体2,400円) ISBN978-4-904079-09-6 C3045

(株)学報社 〒113-0033 東京都文京区本郷4-26-8  振替 00170-9-280483
TEL 03(3818)8255 ・ FAX 03(3818)8530    E-mail:gakuho@gaea.ocn.ne.jp

@)泳がせ釣り今昔
A)馬瀬川名人のタモ
B)古川トンボに学ぶ
C)友釣りに玉ウキ?
D)麦わら帽子の秘密

編集
片野 修 海野徹也 谷口順彦

執筆
片野 修(水産総合研究センター) 海野徹也(広島大学) 谷口順彦(東北大学名誉教授) 古澤修一(広島大学) 齊藤薫・山本聡(長野県水産試験場) 新井肇(群馬県水産試験場) 稲田善和(九州・水生生物研究所) 吉澤和具(群馬県漁業協同組合連合会) 余語滋(山形県水産振興協会) 大原健一(岐阜県農政部) 小西浩司(群馬県水産試験場) 桑田知宣(岐阜県河川環境研究所) 依光良三・徳田幸憲(高原川漁協) 藤井亮吏(岐阜県河川環境研究所) 前川正和(岐阜県魚苗センター) 吉岡剛(滋賀県農政水産部) 藤岡康弘(滋賀県水産試験場) 大浜秀規(山梨県水産技術センター ) 田子泰彦(富山県農林水産総合技術センター) 松浦秀俊(高知県土佐清水漁業指導所)

購入方法:直接ご購入の場合は、下記申込書をプリントしてFAXするか、メールにて下記申込書の項目を列記してお送りください。折り返し振り込み用紙が送られます。書店・大学生協でも購入できます。